人生には色々な節目がありますが、子どもの入学式も節目のひとつですよね。
腕の半分ほどの大きさだったわが子が、式典に出られるまでに大きくなったなんて、と感慨を深くする節目でもありますね。
と同時に、お母さんにとっても、改めておしゃれができる節目でもあります。
入学式というとフォーマルが望まれるので、できれば和装といきたいところですが、自分で着付けができなかったり、まだまだお子さんに手がかかったりする場合はスーツの方が動きやすいし身支度も整えやすいですよね。
ジャケットにスカート、ワンピースにジャケット、パンツスタイル……色々ありますが、よりフォーマル感が増すのはワンピースにジャケットの組み合わせです。
様々なファッションを楽しまれる英国王室も、式典の時を見てみるとワンピースを着用されることの方が多いです。
また、ワンピースにジャケットのセットアップは、清楚で上品に見えるため、同じママからの印象も高くなります。
予算は5万円ぐらいを目安としましょう。
生地はペラペラのものでなく、張りのある素材、例えば生地に立体感があるツィードなどが好ましいです。
スカートやワンピースの場合、丈は膝丈からふくらはぎ半ばのミディ丈が上品で良いでしょう。
また身体のラインを拾いすぎないデザインを選びましょう。
ジャケットはノーカラーの丸首が定番ですが、同じノーカラーでもくるっと巻いたようなショールカラーやテーラードジャケットの襟を取ったようなノーラペルデザインも人気です。
試着してみて似合うものを選びましょう。
入学式のアクセサリーはコサージュを付けると上品で華やかに!
式典に臨むということで、スーツに真珠を合わせる方は多いと思いますが、コサージュもあるとグッと華やかになりますよ。
まるで生花のようなブーケを小さくしたようなコサージュから、スーツの生地と同じ生地で作られたもの、パールやビーズ、スワロフスキーを散りばめたものまで種類は豊富です。
元のスーツが無地でおとなしいデザインでも、コサージュが胸元につけられているだけで顔まわりまで明るくなります。
選ぶ場合は、やはりスーツとの相性を大切に。
コサージュだけド派手になった、ということのないようにしましょう。
また、真珠と合わせて付ける場合、真珠はネックラインに沿った長くないものにしましょう。
入学式のスーツは黒以外が良い⁉おすすめの色を紹介!
ブラックフォーマル、という言葉があるぐらいなので、黒はフォーマルな色です。
ですが入学式は「これから始まる」「新しい生活がスタートする」という節目ですよね。
ですので、黒よりもベージュやパステルカラーのような明るい色が好まれる傾向にあります。
これから始まる新生活に期待と若干の不安とを抱いて臨むわけですから、気持ちが明るくなるような色はいいですよね。
個人的にはパステルブルーやピンクベージュが肌との相性が良くて好きです。
入学式と卒業式と2種類も持つなんて難しい、という場合は、どちらでも使える紺色のスーツを選びましょう。
合わせるアクセサリーやコサージュによって落ち着いた感じにも、華やかな感じにも仕上げることができます。
靴やバッグも大切な脇役です。
靴やバッグの色も、黒に囚われずに、春先を思わせるパステルカラーやベージュを持ってきていいのです。
チューリップや桜をイメージするとコーディネートもしやすくなると思います。
入学式のスーツは明るめの色のワンピースのセットアップを!
いかがでしょうか。
入学式のスーツにはノーカラーの明るめの色のワンピースのセットアップを予算5万円ぐらいで。
身体の線を拾わず、着丈は膝丈かミディ丈、布地は張りのあるものを。
ママ受けを狙うなら、スーツで個性は出さずに小物(ピアスや指輪、時計など)で個性を出しましょう。
ひとつ付け加えるとしたら、お子さんが小さい間は入学式といってもまだまだ油断できないもの。
生地にストレッチ性があると安心です。
そうでなくても、入学式の日は、式典とその後のクラスでのやり取り含めて半日は着る服になります。
デザインも大事ですが、着心地が何よりも大事です。